長距離送水では、消防団員がホースを運ぶためにトラックやポンプ車を使用し、火災現場までの道路や通行可能な経路を確保しながら、連携して作業を進めます。長距離送水のために、数百メートルから数キロメートルにわたるホースを使用することもあります。

長距離送水は、水源から火災現場までの距離が遠いために水圧や水量の低下が起こりがちです。そのため、ポンプ車やポンプ台を設置して水圧を補うことや、ホースを適切に配管することが重要です。また、複数のポンプやポンプ車を連携させて、より長い距離への送水を可能にする場合もあります。

長距離送水は、地域の消防団員が迅速に組織し、的確な判断と連携を行うことが求められる重要な活動です。地域の水源や地形などの特徴に合わせた計画と訓練が行われ、火災発生時に迅速かつ効果的に対応することが目指されています。
熊谷市消防団 第3中隊の中継訓練は15年行われている訓練です。

動画撮影&編集 熊谷市消防団HP:中里委員