平成30年9月9日(日)、熊谷市消防本部において消防団機関員研修が行われました。

熊谷市消防団としては初めての機関員研修で、約50名の消防団員が受講しました。

最初に座学で、緊急自動車の運行管理について各種法令を学びました。

 

次に外に出て、消防ポンプの構造と仕組みについて説明を受けました。

ポンプ車に積載されている発電機を一月に一回くらいは始動して点検して、いざというときに使用できるようにしておくことが大切だと教えていただきました。

自然水利などを使用した後の真空ポンプの洗浄方法として、消火栓の圧力を利用して小石やごみなどを集中ドレンから排出する方法を学びました。

ポンプ車の誘導方法です。後部が長くて車幅感覚が掴みずらい車両を壊さないためには、運転手側で運転手の見える位置での誘導員による誘導が有効です。

ポンプ車を水利に部署する方法の展示です。二人での吸管の伸ばし方や、一人での吸管作業、場所を取らない水利への部署方法などを勉強しました。

今回は熊谷市消防団としては初めての機関員研修でしたが、大変参考になりました。

今までの先輩団員からの指導に頼っていたあやふやな知識から、今回の説明でちゃんと納得できる知識として身になった感じがしました。

この機関員講習が毎年行われて、もっと多くの団員が受講出来れば消防団活動がもう一つグレードアップすると思いました。

 

 

弥藤吾分団 高柳茂樹