平成29年11月25日土曜日、熊谷市妻沼中央公民館 大ホールにて、埼玉県消防協会主催による「平成29年度 第2回 埼玉県防災講演会」が開催され、熊谷市消防職員や熊谷市消防団からもたくさんの方々が聴講に伺いました。

演題は「熊本地震を教訓とした直下地震 M7.9に備える防災対策と共助」でした。

講師は、災害リスク評価研究所代表 災害リスクアドバイザーである 松島 康生 氏でした。

プログラムは、

1、地震ハザードマップの正しい理解

2、地震対策と防災用品の選び方

3、水害時の盲点とその対策

4、共助で助け合う4つのポイント

の順番でご説明くださいました。

利根川の対岸に妻沼小島地区があることから、昔は川が氾濫したりして蛇行しながら流れていたのは知っていましたが、古い資料を見ると今講演を聞いている中央公民館のある地区にも川が流れていたことがわかり、地盤が軟弱で、地震によっては地面の液状化現象が起きやすい地区だと話を聞いて理解しました。

そのほかにも、室内の地震対策や防災用品、地域で行う防災対策など、非常に役に立つ情報をたくさん教えていただきました。

次回に自分の地域の自主防災会で消防団として指導するときの参考になりました。

今回は【地震編】で来週の12月3日日曜日、午前10時からは【豪雨・洪水編】の講演が妻沼中央公民館で開催されます。

最近はゲリラ豪雨が多く、こちらの講演も興味がありますね。

 

 

弥藤吾分団 高柳茂樹